『仮設住宅支援のこれから』

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9月10日(火)只越町(ただごえちょう)にある「みんなの家・かだって」にて
【復興カフェ Vol.5 中越地震の経験から学ぶ】が開催されました。

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参加したのは仮設支援連絡員スタッフを中心に30名余り。
皆さん一応に先の体験や、貴重なお話を聞けるとあって真剣です。

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ゲストスピーカー
写真向かって左から 社団法人中越防災安全推進機構/前長岡市市役所 山古志支所長の
齊藤 隆(さいとう たかし)さん

真宗大谷派僧侶/公益財団法人 山の暮らし再生機構 山古志サテライト
地域復興支援員の
井上 洋(いのうえ ひろし)さんのお二人です。

お二人には「震災当時の体験」や震災をきっかけとして始まった「支援活動の経験」を
お話し頂きました。

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復興公営住宅建設の遅れが指摘されている中、先日は仮設住宅の借用期間延長が
報告されたばかりです。

今の仮設住宅は、①再建の目途が立ち仮設住宅から転居する人。

②再建の目途すら立たず仮設住宅に残る人達。

この両者の温度差が大きく、現在双方の心の摩擦が起きている事に対して、残された
人達の「出て行きたいけれども、それが思うに叶わない」ゆえの“焦り”と“取り残され感”
への対応について触れ「災害は、必ずしも平等ではないのだから、行動を起こした(前に進んだ)
人にだけ目をやるのではなく、“動けない人(声を出せない人)にこそ目を向け言葉を
かける事が大切”」との経験からのお話しがありました。

また今回は、「被災者へのケア」と同時に「支援する側への心のケア」について地元仮設支
援連絡員さんから質問があり、こちらにも「役割分担が必要。信頼、信用の中に“任せる”
“任せた”が生まれ、必要とされている事を感じることで心の充実感が生まれる」と言う事。

また、人に対して「ちゃんとした“評価”を“する”」事が重要と話されました。

「縁があって、隣に居るのですから・・・変な意地を立てたり、勿体ぶったりしないで、ちゃんと
気持ちを言葉にして下さい。発したその一言は一瞬で、人を幸せに出来ると言う事に
気づいて下さい。」私にはそう聞こえました。

時間は、あっと言う間に予定時刻をオーバーし、それでも質疑応答が続く程の関心の高さでした。

たくさんの貴重なお話を頂きました。中越からお出で下さった斉藤さん、井上さん、
そしてその他の関係者の皆様、ありがとうございました。

logo_shien[1]この事業は「赤い羽根災害ボランティア・NPO活動サポート基金」の助成を受けて実施しています。